アルバム「JUKE BOX」のヒミツ


CЯLASH DUMMYの2nd album「JUKE BOX」をリリースしてから2年が経ちました。この2年はなかなかコンスタントに活動出来ない期間だったにも関わらず、色んな場所で、沢山の方にこのCDを手に取っていただきました。
未熟ながらも精一杯頑張ってこだわって作った物を、皆さんのお家に持ち帰っていただき、ライブではない場所でもクラダミの音を聴きたいと思ってもらえる事、本当にありがたく嬉しい気持ちでいっぱいです。

さて、そんな「JUKE BOX」について。2年経ったんだし、という事で、製作当時を振り返る意味も含めて、ちょこっとこのCDが完成するまでを語ってみようかな、と思い立ちました。


クラダミのCD、実は過去にリリースした1st・無料配布も含め、全てが手作りです。レコーディングからミックス・マスタリング、ジャケットや歌詞カードのデザイン、印刷、裁断、梱包。これら全てをメンバー5人で行っています。
ミックスやマスタリングなどの音作りの部分に関しては、いつも心羽に頼りっぱなし。ライブとは一味違う雰囲気のアレンジを加えていたりするのも心羽のセンス。短いスケジュールの中でいつも最大限のものを作ろうと努力してくれています。本当にありがとうね。

さて、音源が完成したら、後は形にするだけ。
メンバー全員でアルバムのコンセプトやジャケット案を話し合い、おおまかなデザインを決めたら、持ち帰ったその案をパソコンでデータ化するのが俺、てとりすのお仕事です。CDの顔となるジャケット、歌詞カード、CD盤面などなどをデザインし、印刷するためのデータを作成します。
幸い俺はパソコンでお絵描きしたり作業するのが好きなので、うーんうーんと悩み苦しみながらも毎回なんだかんだで楽しく作業してます。

データ作成したら、後はみんなでひたすら内職!印刷して、折って、ホチキスして、切って、ケースに入れて、袋に入れて完成。文字で書くとあっという間ですが、これが案外時間も手間も掛かるんだなぁ。
大量印刷した歌詞カードやケースの台紙たち。まだA4サイズ。
真ん中から折って、ブック型になるようにホチキスした図。
カッターでカッティング作業!曲がらないように切るのがとても難しい。つか手が痛い。
この梱包作業になると、あー終わりだー!!と思ってなのかとても楽しくなってきます。
そして完成!わーい!やったよーやり切ったよー!!!という達成感に満ち溢れる瞬間です。これ、確かリリースのギリギリ前日の夜とかに完成したんだよな……リリースツアー初日は秋田LOUD AFFECTIONさんだったのですが、道中眠くて眠くて辛かった思い出。


製作工程だけではアレなので、ここでデザイン担当のてとりすから、デザイン部分でのちょっとした裏話をば。

CD盤面はレコード風のデザインにしたのですが、この盤面に記載されている

「51r.p.m.」の文字。

「~r.p.m.」とは、レコードの回転数の表示。今回記載した「51」というのは、実在しない回転数なんですね。(いやぁこの辺りは全く詳しくないのでSHAKEマスターのやっしーとか詳しい人達に相談した記憶があるぞ)

では何を意味する「51」なのかと言うと…むふふ。ここに記載するのは照れ臭いので、まぁ推理して頂ければ。ヒントは「リリック」のラスサビ辺りで俺がライブ中によくやる「右手」の動きですね。まぁあんな感じの意味です。うんほんと恥ずかしい。



他にも密かなこだわりを随所に詰め込んだ「JUKE BOX」。大変ありがたい事に、在庫も残り僅かとなりました。本当にありがとうございます。

まだゲットしていない方は是非とも一度お手に取ってみてください。クラダミが出演するライブ会場、または弘前市でMasterが経営している「Cafe&Bar Scat」で販売しております!


沢山の人にCD買ってもらったなぁ、本当に色んな人に愛されてるバンドだなぁ、とまるで他人事のようにしみじみしつつ土曜日のライブに思いを馳せて寝ます。おやすみなさい。



くらだみデザイン部長

てとりす


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